最終更新日 2024年7月8日
こんにちは、矢島です。
ひとのことでは、「わたし」らしく、笑顔でイキイキと過ごせるための学びの情報を発信しています。
相手の言葉、態度、行動によって傷つき、相手との関係がギクシャクしてしまった経験はありませんか?
相手との関係がギクシャク悪化してしまう時、多くの場合は「相手はこう思っているに違いない」とか「相手は私のことが嫌いなのだ」と勝手に決めつけてしまって、話をしなくなったり、距離を置いたりしてしまいます。
私個人の話になりますが、先日こんなことがありました。
朝ご飯の支度をしていた時、夫が掃除機をかけ始めたのです。とっさに私の口から発した言葉は「うるさい!」でした。発した言葉の後、すぐに私は『やってしまった』と気付き、すぐに「ごめんなさい。掃除機をかけていないことを責められていると感じてしまったの。」と伝えました。そうしたら、夫は「責めているつもりは全くなかったよ。埃に気付いたから掃除機をかけただけだよ。」と伝えてくれました。
私自身、夫の掃除機をかけたという行動から「何で掃除機をかけていないのだ!埃があるだろ!」と責められている言葉を受け取ってしまったのです。夫はそんなことは全く思っていなかったのに。
もしも私が、私自身の受け取り方に気付き、謝らなかったらどうなっていたと思いますか?
夫は「何で掃除機をかけただけで、うるさいと言われなくちゃならないのだ!!」と気分を悪くし、喧嘩になっていたかも知れません。
この記事では、受け取り方一つで人間関係が悪化する典型的な例を取り上げ、より良い人間関係を築くための受け取り方を解説します。是非参考にしてみてください。
目次
受け取り方一つで人間関係が悪化する典型的な例とは
みなさんの日常生活の中でも受け取り方一つで関係性が悪化してしまったことはあるのではないでしょうか?典型的な例をいくつかご紹介します。
- 1つの言葉が多くの意味を持つ場合の受け取り方
「大丈夫?」という言葉を言われた時、自分自身のことを心配してくれ、相手に愛情を感じる受け取り方をする場合と、自分の能力を心配され、相手に疑われていると感じる受け取り方をする場合があります。同じ言葉であっても受け取る人の状況や気持ちによって、全く異なる解釈がされることがあります。
- テキストメッセージでの受け取り方
テキストメッセージやメールでのコミュニケーションでは、声のトーンや表情が伝わらず、冗談が真に受けられてしまうことがあります。これにより、受け取った側が不快感を覚え、誤解が生じる場合があります。
- 非言語の受け取り方
言葉だけでなく、身振り手振りや表情もコミュニケーションに大きく影響します。例えば、相手が不安そうな顔をしているのを見て、怒っていると誤解することがあります。
思い当たることはありませんでしたか?
人は、相手の発した言葉、態度、行動を否定的に受け取ってしまうと、感情が先に立ってしまい、相手を攻撃してしまうことがあります。本当はこんなこと言うつもりではなかったと後悔する時間を減らすために、まずは自分自身の受け取り方を変えていきましょう。
より良い受け取り方をする方法①自分の内言語を意識する
私たちは、1日におよそ7万語の言葉を発していると言われます。(実際に言葉を発しているものだけではなく、自分の内側で発している言葉も含みます。)
アメリカメリーランド大学の研究結果によると、実際に発している言葉は、1日に平均で男性が7,000語、女性が20,000語、とのことです。
今回意識するのは、自分が発している言葉ではなく、内言語です。
例えば、今この文字を読んでいる時「7万語って本当?」とか心の中で発している言葉はありませんか?
是非、何かものを見たり、聞いたりしている時に自分の内側で発している言葉を意識してみてください。
意識して生活してみると、自分自身の無意識な感情に気付くことができますよ。
より良い受け取り方をする方法②感情を落ち着ける
その時の気分によって、相手の言葉や行動の受け取り方に変化がある経験はありませんか?
・ムカムカしている時に「ねえ。」と話しかけられて、「はぁ?!」と怒って返事してしまった。
・ワクワクしている時に「ねえ。」と話しかけられて、「なあに?」と笑顔で答えた。
このように同じ「ねぇ。」の言葉にその時の感情によって受け取り方は変わります。
まずは、自分の感情を落ち着けることが大切です。
特に怒りを感じている時には、一呼吸置くことや、その場から離れてみるなど自分の感情に向き合い、心を落ち着かせてみてください。
受け取り方を自分自身で変えることができる自分自身になろう
ここまで読んでいただいて、自分の受け取り方一つで、相手との関係性が良くも悪くのなると気付いていただけましたか?
相手の言葉、態度、行動を変えることはできませんが、自分の受け取り方は変えることができます。自分の気持ちに気付き、感情的にならず、心が動いた相手の言葉、態度、行動を落ち着いて整理してみます。そして、わからないことは相手に聞いてみると良いです。
「今の言葉、私はこのように受け取ったのだけど、合っているかな?」
このように対話ができるようになると、自分自身の受け取り方の癖もわかってきます。自分の癖がわかると対処法もわかってきます。
是非、自分の受け取り方を意識して、無意識に相手の言葉、態度、行動に反応せず、心を落ち着かせて、相手とより良いコミュニケーションを取ってください。
自分自身を見つめることから始めませんか?
相手とより良いコミュニケーションを取るためには、自分自身を見つめることが大切です。
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