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素のじぶん 本屋

じぶんのこと

素のじぶんと向き合える場所の大切さ。本屋でじぶんを見つめ直そう

じぶんと向き合える場所、ありますか?

最終更新日 2020年12月2日

こんにちは、三田です。

突然ですが、じぶんと向き合える場所はお持ちでしょうか?

普段生活していると、人との会話やスマホでおすすめされる情報を避けることはできません。そういった外部からの情報ばかり受け取っていると、なかなかじぶんの考えと向き合って行動することが難しくなります。

そんな時、敢えて興味から離れた行動することをおすすめします。全く知らない世界だからこそ、じぶんと向き合い、じぶんの素直な感情が表れるからです。

この記事では、そんなじぶんと向き合える場所としての本屋についてご紹介します。本棚を眺めながらじぶんと対話してみる、そんな時間の大切さをお話ししたいと思います。

あなたの興味・関心に合わせて送られてくる情報

ご存知のことかもしれませんが、スマホなどインターネットで見ている情報の多くがあなたの興味・関心に合わせて表示されるように年々進化しています。あるサイトを見た後、何度もそのサイトの広告や関連する情報に追いかけられる経験をしたことがあるのではないでしょうか。

こうした情報の多くは、企業による広告が主流でしたが、これからはもっと多種多様な情報が含まれていくことになります。

それはビックデータやAI技術の進化により、スマフォやアプリ(SNS)上の行動、サイトやお店での行動・購入履歴といった情報を元に、広告以外でもあなたにとって最適と思われる情報を目にすることになっていくからです。

基本的にはあなたの興味・関心に合わせた情報なので喜ばしいことですが、興味の範囲外のことに対して関心が向きにくくなること、また便利さに甘えて受身になってしまい、じぶんから考えることや調べることをしなくなり、情報に流されてしまう危険性と隣り合わせでもあります。

つまり情報との付き合い方、それはじぶんのことをしっかり理解した上で情報と接することが大事なのです。

敢えて興味から離れてみる

じぶんのことを理解しましょうと言われても何をしたらよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。それこそ、「そんなじぶん探しの方におすすめ」なんて広告が表示されたらちょっと見てみようと思ってしまうかも知れません。

では、どうすれば良いのか?
それはあえて興味から離れて、あるがままに行動することです。

振り返ってみてください。
旅行に行くにしても料理を食べに行くにしても、必ずといっていいほどネットで調べていませんか?調べることが悪いことではありませんが、調べれば調べるほどせっかくの旅行も料理も調べたことを確認する時間になり、じぶんにとって良かった、悪かったよりも書いてあった通りかどうかの確認作業になりかねません。

だからこそ敢えて何も調べずに行動をしてみる。そうした状態での体験だからこそ、じぶんの素直な感情が表れるのです。

本屋はじぶんを知る鏡になる

手軽にできる具体的な行動として本屋に行くことをオススメします。最近は個性的な本屋が増えていますが、最初のうちは蔵書数の多い大型書店に行く方が良いでしょう。

本屋に入ったら興味があるジャンルはあえて外し、全く興味のないジャンルのコーナーに行ってみましょう。

文学好きならあえて理工系コーナーへ。
絵本好きなら、あえてビジネスコーナーへ。
といった感じで普段は足を踏み入れないところに行ってみてください。

不思議なことに未知のジャンルなのにきっと気になる本があります。そうしたらなぜ気になったのかじぶんに問いかけてください。

例えば、表紙の色に惹かれて本を手に取ることがあれば、なぜその色が気になったのか?些細なことかもしれませんが、じぶんの好きな色、嫌いな色を理解するきっかけになるかもしれません。

他には、帯に書かれている一文が気になり手に取ってみたら、なぜその一文が気になったのか?
例えば、書かれている一文が、過去に上司に言われたアドバイスと同じだったからかもしれません。当時はわからなかったアドバイスも今なら理解できることに気付き、じぶんにとっての大事な言葉であったと確認することもあるかもしれません。

大事な点は、未知のジャンルだからこそ、雑念がなくじぶんの感性が表れるということです。本屋は、その感性が本という形として手に取ることができるので、じぶんと向き合った結果がわかりやすい場所なのです。どうしても気になった本があった際は、購入して家やカフェで読んだり、飾っておいてもいいでしょう。

もしかしたら本の内容からもじぶんにとって大切なナニカを得るかもしれません。

気持ちはメモしよう

本屋で感じたこと、手に取った本の理由は、ノートにメモしておきましょう。
おすすめは最低1ヶ月に1度は、同じように本屋に行ってメモすることを繰り返すことです。行く度に変化するじぶんに感情に出会えます。

そうしてメモを貯めていくとじぶんの感情や素直な興味などが見えてくることでしょう。
ノートに書いたことは、どんなに技術が進んでも、ネットでは決して見つけることが出来ない本当のじぶんなのだから。

あえて興味から離れた行動をとる事でじぶんを見つめてみてはいかがでしょうか。

✱この記事に興味を持ってくださった方へ
本屋での気づきをシェアする「読書しない読書会」をご案内させていただきます。

この会は、記事で書かせていただいた本屋での時間を仲間と一緒に行うための「場」です。じぶんを見つめ直すだけでなく、参加者同士、気になった本の理由を語り合うことでお互いにとって学びのある時間です。

月に1度限られた人数での開催となりますが、興味のある方の参加お待ちしております。

この記事を書いた人

株式会社アクティベートファクトリー代表

三田 剛広

人がよい方向に変わる「きっかけ」は身の回りにも溢れているものなんだと 思います。 ひとのことでは、そんな「きっかけ」に気づき、「きっかけ」を活かすこと につながるお話をお届けしていければと思っています。

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