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もう、過去に縛られなくていい “自分と向き合う”やさしい方法

じぶんのこと

もう後悔に引きずられない|“自分と向き合う”ことで心が軽くなる方法

最終更新日 2025年6月17日

こんにちは、矢島です。
ひとのことでは、「わたし」らしく、笑顔でイキイキと過ごせるための学びの情報を発信しています。

このような経験、ありませんか?

大切な場面で勇気が出なかったこと。
思わずきつい言葉を投げてしまったこと。

後から考えて、「もっとこうすればよかったのに」と、自分を責め続けてしまう。
夜、ふとひとりになると、心の奥にしまったはずの後悔がひょっこり顔を出して、「あのときの自分はダメだった」と、責める声が聞こえてくる。

でもそれは「まじめに生きてきた人」の証拠でもあります。
過去の自分を悔やむのは、誰かや何かを大切に想っていることが多い。
にもかかわらず、自分自身をいちばん傷つけてしまうことがあるのです。

この記事では、過去の出来事に対する後悔を自分と向き合うことによって緩める方法をお伝えします。是非参考にしてみてください。

なぜ、私たちはそんなにも過去にとらわれてしまうのか?

クレヨンしんちゃん 名言

後悔しているということは、「過去の自分に、今の自分がダメ出ししている状態」です。

本当にそうでしょうか?
そのときの自分は、その瞬間なりのベストを尽くしていたはずです。
たとえば、緊張のなかで言葉が出てこなかったのも、
不器用ながらも誰かのことを考えて選んだ行動だったのも、
すべては、“その時点での最善”だったのです。

なのに、私たちは今の価値観や視点で、過去の自分に厳しくなってしまう。
「あのときの私はダメだった」と、まるで他人を裁くように、心の中で自分を責め続けてしまう。

過去は変えられない

誰もが知っていることですが、ついつい「あの時、こうしていれば、もっと違う自分になっていたのに。」と、気づけば、毎日が“後悔ベースの思考”になってしまうのです。

“過去の自分を責める”のではなく、“過去の自分に寄り添う”

自分を責める癖をやめて、
「そのときの私は、私なりに頑張ってたよね」
そう優しく声をかけられるようになることが、心を軽くしてくれる第一歩です。

マインドフルネスが、後悔を静めてくれる

ボブ・ディラン

後悔が頭から離れないとき、私たちの意識は「過去」にとらわれています。
「なんであんなことを言ってしまったんだろう」
「あのとき、こうしておけばよかった」
そんな風に、もう変えられない出来事に意識が引っ張られてしまうのです。

ここで、心を“いま、ここ”に戻すためのヒントになるのが、マインドフルネスです。

マインドフルネスとは、「いまこの瞬間の体験に、評価や判断をせず、ただ気づいていること」。
もともとは仏教の「念(サティ)」という概念をもとに、欧米でストレスケアや心理療法に応用されて広まりました。
医療現場や教育機関、ビジネスの分野でも導入が進んでいて、「集中力アップ」「感情のコントロール」「ストレス軽減」に効果があるとして注目されています。

マインドフルネスの大切なポイントは、「過去や未来ではなく、“今ここ”に注意を向ける」こと。
つまり、頭の中でグルグルしている思考をいったん脇に置き、「今、ここにある感覚」に意識を戻してあげるのです。

たとえば、以下のように実践できます。
朝の白湯やコーヒーの香りを、ゆっくりと感じてみる
歩きながら、風の冷たさや足裏の感覚に意識を向けてみる
涙が込み上がる感情が湧きあがったとき、「私はいま、悲しさを感じている」と“気づいて”みる

この「気づき」の積み重ねが、過去への後悔や未来への不安でいっぱいだった心に、少しずつスペースと余白を与えてくれるのです。
そしてそのスペースが、「まあいいか」「そんな自分でも大丈夫」という、優しいまなざしにつながっていきます。
マインドフルネスは特別なことではなく、日常の中にそっと取り入れられる“小さな習慣”。
意識を“今”に戻すだけで、心はふっと軽くなる。そんな体験を、ぜひ味わってみてくださいね。

自分とのコミュニケーションで、自分の味方になる

マインドフルネスで「いまの自分の状態」に気づけるようになると、心の中に少しずつ“余白”が生まれてきます。

この次に大切になるのが、その余白に「どんな言葉をかけるか」ということです。
言葉は、目に見えないけれど、私たちの心に大きな影響を与えます。

私たちはつい、
「どうしてうまくできなかったの?」
「また同じことを繰り返してる…」
と、自分に対してとても厳しい言葉をかけてしまいがちです。
それが長く続くと、心は次第に疲れ、「私はダメな人間なんだ」と思い込んでしまうことさえあります。

でももし、大切な友人が同じようなことで悩んでいたら、あなたはどんな言葉をかけるでしょう?
「そんなに自分を責めないで」
「よく頑張ったよね」
「それだけ真剣だったんだよ」
きっと、優しく、あたたかな言葉を届けるのではないでしょうか。

自分とのコミュニケーションでは、そのやさしい言葉を“自分自身”にも向けてあげてください。
そしてそれは、特別な技術がなくても、今この瞬間から始められます。

たとえば、後悔がよぎったときにはこう語りかけてみてください。

• 「あのときの私は、ほんとうに精いっぱいだった」
• 「誰だって間違えることはある。あれは次に活かせる経験だったんだ」
• 「あの状況で、自分なりに考えて動いたことはすごいよね」

最初はちょっと気恥ずかしいかもしれません。
でも、続けていくと、心の中に“味方の声”が育っていく感覚を持てるようになります。
この味方の声は、落ち込んだときに背中をそっと支えてくれたり、失敗したときにやさしく立ち上がらせてくれたりする存在になります。

自分自身が、自分のいちばんの理解者であること。

あなたが日々、自分の心の声を丁寧に聴いて、やさしい言葉をかけてあげることが、少しずつ、自分を信じられる感覚へとつながっていくのです。

明日からできる、“後悔”との付き合い方

日々の生活に落とし込むために、簡単に取り組める具体的な行動を3つご紹介します。

1: 思い出したら、責める前に「呼吸」

後悔が浮かんできたとき、ついそのまま自己否定のループに入ってしまいそうになった時、まず深呼吸を一回。肩の力を抜いて、ゆっくりと空気を吸って、吐き出してみてください。
呼吸に集中すると、意識が「今、ここ」に戻ってきます。それだけで、不思議と気持ちが落ち着き、後悔の波が静まっていくのを感じられるでしょう。

2: 過去の私へ手紙を書く

できなかったこと、言えなかったことを責める代わりに、当時の自分に手紙を書くように、やさしい言葉を届けてみてください。
「よくがんばったね」 「不安だったけど、逃げなかったよね」 「たとえうまくいかなかったとしても、私はあなたを認めてるよ」
これは、自分が自分の理解者であることの第一歩。文字にして可視化することで、自分を認める力が格段に高まります。

3: 今日の自分に「ありがとう」と言ってみる

どんな一日だったとしても、あなたは今日を生き抜いた。それだけで、本当は十分なんです。この習慣が根づくと、少しずつ自己肯定感が育ち、次第に自分にやさしくできるようになっていきますよ。

自分と向き合うことは、自分を信じること

繰り返しになりますが、後悔することは、真剣に生きてきた証拠です。大切な誰かや、自分の価値観を大事にしてきた証です。

でも、もう“責める”時間は終わりにしませんか?
「過去の自分」ではなく、「これからの自分」を信じる時間にしていきましょう。

自分と向き合うことは、もっと優しく、もっと軽やかに生きるための知恵です。
そして、過去にとらわれずに生きられるということは、未来を自由に描いていけるということです。
「こんな自分でもいい」と思えたとき、人にもやさしくなれるし、もっと自分のことも信じられるようになります。
あなたが、もう一度自分の味方になれたとき、心はふっと軽くなり、前を向く力が湧いてきます。
その一歩を、今日から、ここから。
どうか、ご自身のペースで歩みはじめてくださいね。

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この記事を書いた人

株式会社Unleash

矢島 有子

相手のために一生懸命頑張って行動しているのに『幸せじゃない・・』と思 っている人に、『相手のため』を『自分のため』に変えることによって得ら れる変化を提供していきます。

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